子どもに何か習い事をさせたいけど、迷っています。
あれもこれも習わせられないから・・どうせなら子どものためになる習い事をさせたい。
ピアノは頭がよくなるって聞くけど本当ですか?
こんにちは、みほです。このような習い事の悩みは、ママになったら必ずありますね。
私には大学生の子どもが2人いて、都立中高一貫校から旧帝大に進学した子と、公立中学から高校受験で大学付属校に進学した子です。
2人ともピアノを習っていました。
それぞれ4歳からと、3歳から。
じつは私は、ピアノを習ったことが子どもの脳に良い影響をあたえ、勉強ができる脳になった確率が高いと思っているんです。
統計をとったわけではないので、ピアノを習えば100%頭が良くなると断言できませんが、うちの子と、その同級生をみる限り、学力面でピアノは効果があると考えています。(^^ゞ
なぜなら現在、うちの2人の子の大学が、旧帝大と難関私立大学だからです。
ピアノが脳にいいって最近言われますが、
・本当に頭が良くなるのか?
・どのような効果で頭がよくなるのか?
わかりやすく解説しますね。
さいごまで読み終えたら、ピアノを習ったらどうなるかが、わかるようになりますよ。
ピアノを習うと、頭が良くなる理由。
勉強の習慣化ができる。
ピアノは週1で習いに通うのが普通で、先生に教わりながら「次はここまでやってきてね」と言われます。
自宅で練習しなければ次までにできませんので、コツコツとピアノに向かって練習をしていきます。週1のピアノ教室でも、自宅での練習が必要な習い事です。
これが学校の勉強とおなじで、自宅で宿題や復習をコツコツする家庭学習の習慣がつきやすいんです。
集中力がつく。
楽譜をみて音符や休符など瞬時に理解するためには、集中しなければできません。(>_<)
ピアノの練習でつく集中力が、勉強するときの集中力を高めるようになり、その結果、自宅勉強でも学校の授業でも、集中力が高いので当然、理解がふかくなっていきます。
成功体験➡むずかしい勉強を克服。
ピアノを習うと、1曲1曲、進めて行きますよね。
今の曲より次の曲は、少しむずかしくなることを繰り返して、何年も続けるとスゴイ曲が弾けたりするんです。
『こんな難しそうな曲、できるかな。。』と次の曲の楽譜をみると子どもは不安に思うんですけど、自宅でなんども練習をくりかえすと、いつかホントに弾けるようになるんです。そうやって弾けるとうれしいですよね。
これが成功体験となり、
勉強のときに『むずかしくてもやればできる』と思うようになり、むずかしい問題もくりかえし勉強して克服していきます。できなかった問題がどんどんできるようになると、うれしくなり勉強が好きになるというわけです。
脳に良い影響を与える。
ピアノの一連の動作が、HQ(人間性知能=問題解決能力、社会性など人間性をつくる基礎となる能力のこと)を伸ばすと言われています。
HQという言葉は専門的でむずかしいのですが、とにかくピアノを弾くことが脳を活性化させて、さまざまな良い影響を与えていると、脳科学の研究でわかってきているんですね。
ピアノが脳科学で研究されているんですね。
HQって言葉、はじめて聞いた!
HQの能力を伸ばす、スゴイってことね。
そうなんです。(^^ゞ
ではピアノを弾くことの何が、脳に影響するのか?次にわかりやすくまとめました。
ピアノが脳に良い理由。
ピアノを弾くときは、左手と右手が、ちがう動きをしなければなりませんし、そこにペダルの足が加わります。
このように全部ちがう動きをするんです。(”Д”)
これが脳に良いことは間違いありません。
左手は右脳と連動していて、右手は左脳と連動しています。
・右脳は、ひらめき・感性に。
・左脳は、論理的思考に。
ゆび先を使うと、脳に良いってききますよね?
楽譜どおりに鍵盤をたたく時、左右おなじように動かすわけじゃないので難易度がスゴイ。
しかも、先まで予測して楽譜を見て弾くんですよ。
脳をめちゃくちゃ使わないと、弾くことはできません。(>_<)
目では、楽譜を見ます。
耳までフル活躍、次の音を予測し、よく聴いて弾きます。
⇩
目と、耳、手、足を、同時にフルに使うと、脳の広い領域に影響を与えることがわかっています。
難関大学の同級生の『ピアノ習ってた』率の高さ。
うちの子は2人とも幼児期にピアノを習い始め、中学3年と小学6年まで続けました。
母親である私の好みで習わせました。
自分は弾けないピアノに、憧れがあったので!
その当時は『頭が良くなる』なんて誰も言ってませんでしたので、子どもがピアノを弾けるようになったらいいな・・と、ただそれだけで始めました。
上の子はピアノは好きでしたが、下の子は実は好きではなかったと最近、告白されたんです(^^; 『楽譜がめちゃくちゃ難しかった』『小学校の勉強より難しかった・・』からだそうです。。
楽譜を理解することは、難しい勉強に匹敵しそうです!
ところで、
都立中高一貫校から旧帝大に進学している上の子が、こんなことを言っていました。
『大学の同級生はピアノを習っていた子がとても多い』
『小学校ではクラスに2人とかだったのに、中高一貫校で増えて、大学では、こんなにみんな習っていたんだ⁈ ビックリするくらい多いよ』
小学校は地元の公立小学校、そして大学は旧帝大と考えると、
難関大学生と、ピアノ習ってた率は比例しそうではありませんか・・(^^
私がひそかに思っていた、
ピアノを習ったことが子どもの脳に良い影響をあたえ勉強ができる脳になった、つまり【ピアノは頭が良くなる説】が間違っていなかった?と認識できた、子どもの話でした。<(_ _)>
ピアノを始める年齢。
脳科学と、聴覚の発達、身体的な観点から、
4歳~小学校入学までには、始められるのが好ましいです。あまりに早いと座っていられないし、言葉が理解できないので、4歳、5歳あたりが理想的な気がします。(^^ゞ
くわしくはこのような記事もあります。
参考記事・ピアノを習うなら何歳からがおすすめ?コレがよかったポイント4つ。
ピアノが嫌いにならないために。
せっかくピアノを習いはじめても、ある程度つづけなければ、ピアノの効果を実感することはできないでしょう。
つづけるためには、ピアノが嫌いにならないことが重要。
まず子どもは、先生がこわいとイヤになる確率が高まります。
ピアノを始める最初の段階では、おこる、ダメだし、こわい先生は選ばないように。先生がこわくなければ、つづく可能性がグンと上がります。
まとめ。
以上のことから、頭が良くなる習い事をしたいなら、ピアノはとてもおすすめです!
難関大学に進学するような子が、小さいときピアノを習っていたことが多いことや、
脳へのいい影響や、勉強ができるようになる理由が、わかってきているからです。
ピアノを習ったうちの2人の子どもも、難関大学に進学しているので、私はピアノが影響したと思っています。(*^^*)
でも、あまり、効果とか勉強の成績を気にすると、子どもが楽しくピアノを練習してても、キビしい目になるかもしれないので『頭が良くなるはずなのに・・』とか考えないで、習った方がいいかもしれません。
楽譜を読むのは相当タイヘン。
毎日じゃなくても練習してエライです。スゴイーってほめてもらうと、うれしくてまたピアノの練習がんばれますので、ほめて長く続けさせましょう。ピアノを嫌いにならないようにです。頭も良くなるし・・(^^ゞ
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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