アフィリエイト広告を利用しています

私立高校のメリットとデメリットを公立高校と比べてみた!

笑顔の男女2人の高校生 高校受験

こんにちは、みほです。今回は高校受験の志望校を考えてる読者さんに向けた内容になっています。

実際、中3が近づくと、私立か公立かで迷う時期も出てきますよね。

うちは数年前に高校受験を経験し私立高校に進学した子どもがいます。また、中学受験から都立中高一貫校に進んだ子もいますので都立高校(公立)も知っています

子どもを私立高校と公立高校に通わせた経験から、

私立高校と公立高校それぞれのメリット・デメリットについて、お話ししていきます。

それぞれのリアルなメリット・デメリットを知って、ぜひ志望校の選択に役立ててください。(^^ゞ

スポンサーリンク

私立高校のメリット。

施設がキレイで設備が充実、環境が良いこと。

まず第一に思い浮かべるメリットは、施設がキレイで環境が良いこと。学校生活を過ごすのにとてもいいですよね。

そして理科実験道具や冷暖房、広いグラウンド、ICT環境などの設備も充実していること。

私立のメリットと言えば、コレでしょう。

たまに校舎も体育館も古くてキレイとは言えない私立高校もありますけど、、(ノД`) 全体的に私立高校と言ったらキレイな学校環境がついてきそうですよ。(^^ゞ

実際、うちの子が通った私立高校もキレイで、高い学費でも生徒のために還元してくれていると思えましたし、子どもだけでなく親も、学校行事でキレイな校舎へ行くと気分が上がりました!

学校独自の教育方針がある。

少子化ですし、多くの生徒に入学してもらいたい私立は『魅力のある学校』である必要があります。

大学進学実績はもちろん人気を左右しますので、大学受験対策のカリキュラムの充実や学校独自のコース、学習サポートやⅠⅭT教育や留学制度など、公立高校より特色のある教育が多いです。

『うちの子に受けさせたい教育がある』と思わせる、積極的な人気のプログラムがあったりしますので、私立高校ならではの充実した教育を受けられることはメリットと言えますよね

大学付属校なら大学受験がない。

公立高校には大学は併設していませんから、大学進学を希望するときは必ず大学受験をしなければなりませんが、私立高校で大学付属校を選択すると受験勉強しなくても大学にいけます‼

これはやっぱり私立のメリットですよね。(^^ゞ

高校受験で大学付属校に進学してしまえば、日常的な勉強だけしっかりすれば大学にそのまま行けちゃうんですから人気なわけです。

うちの子もこのパターンで高校時代は塾に行かず、私立高校の学費だけで大学へ行けました

大学受験の塾代って多く見積もって3年間で200万円かかるとして、あと受験料が20~30万円、他にもアレやコレ・・受験費用もばかになりません。(>_<)

大学付属校での勉強は中間と期末をふつうにすれば、併設の大学へスンナリ行けるんですから‼

みほ
みほ

私立高校3年間の学費とおなじくらい大学受験でかかることを考えたら、

受験のストレスなく高校3年間を過ごせることは、子どもも楽だし親もホントに楽です。

大学付属校に行った下の子のときは、

『こんなにラクに大学行けちゃうの?ストレスまったくない!』~ってカンジでした。

参考記事大学付属校のメリットと、親が気づいた進路の問題点とは?

入試形態が多様なので、生徒がバラエティー豊か。

私立高校は高校だけの学校は少なく、中学校はもちろん小学校からある学校も少なくありません。

小学校受験
中学受験
高校受験→推薦入試・一般入試

など、さまざまな入試形態で入学することになります。

小学校で入学した生徒と高校受験で入学した生徒では、価値観がちがったり家庭環境がちがうことから、多様性のある生徒が私立高校には存在する傾向があります。


・祖父が有名政治家
・親が社長
・親がタレント
・親が有名スポーツ選手などといった層と、

・中学受験組の頭のいい層、
・スポーツ推薦の層、
・高校一般受験の層など、

多種多様なレベルの生徒がいて、子ども目線では面白い刺激的な同級生がいることがメリットになりそうですよ。

参考記事大学付属校に子が通ってみたら保護者が予想以上の世界におどろいた話

教室にいる4人学生

お金持ちの家庭の生徒が多い。

さきほどの『入試形態が多様』に共通して、学費の高い私立にかよわせる家庭はお金持ちが多い傾向があります。

お金持ちと付き合うことで、視野が広がり新しく知ることが増えたりします。

自分より恵まれた人がいる環境で、刺激になったり高みを目指すキッカケを得たりするので、お金持ちの子と友だちになることはメリットになるでしょう。

また保護者としても、一定水準以上の家庭が多いことは常識的な考えが通じる確率が高いので、学校関係や子ども関係がスムーズになる傾向があるのもメリットですね!

男子校・女子校が公立に比べて多い。

男子校・女子校は、私立には比較的多いですね。

また共学の私立高校もありますので、選択肢が多いことはメリットでしょう。

教師の異動がない。

私立高校の教師は『その学校に採用されている人』なので、公立の学校のように何年ごとの異動がありません。学校に愛着もあるでしょうし、生徒との距離は近くなる傾向はありますよね。

いい先生なのに、急に異動でほかの学校にいってしまった…😢といったことはないので、先生に相談していた時や仲良くなった時などは、メリットになります。

卒業しても母校にお世話になった先生がたくさんいるっていうのは、公立の学校ではありえないですし、いいものかもしれませんね!

スポンサーリンク

私立高校のデメリット。

学費が高い。

高校からだと3年間ですが、200~300万円位でしょうか。。

学費が高いことはデメリットですが、

最近では『高等学校等就学支援金制度(注1)』という、授業料を支援する制度が私立高校にも充実してきているので、所得の低い家庭でも私立高校に通わせやすくなっています。

ただ、この制度には所得制限があるのでデメリットとしては学費が高いとしておきます。

(注1)「高等学校等就学支援金制度」(文部科学省ホームページ)

校則が公立より厳しい学校がある。

私立高校のなかには校則がなく自由な校風の学校もありますが、だいたいは公立高校よりも厳しめな校則の学校が多いです。

自由にさせて行き過ぎる外見になってしまうと、その学校の評判に影響するからでしょうね。

まわりから『いい学校』と思ってもらいたいのが私立高校。

たくさんの生徒が受験すれば、より優秀な生徒が入学してきます。

大学進学実績が上がって学校経営がうまくいきますから、生徒を校則で厳しく管理しがちになるのでしょう。

オンライン授業の様子

恵まれている反面、ハングリーさに欠ける性格になる。

私立高校からのサポートがたくさんあったり、そのまま併設大学へ進めるといった、いい環境で過ごすことで自分で考えてやりぬく能力やハングリー精神が低めになるかもしれません。

私立高校も進学校ですと、実力主義の世界なのでハングリーですが、

恵まれた環境と学習サポートなど与えられるものが多いので、全体的には公立高校の生徒よりは低くなりそうです。

スポンサーリンク

公立高校のメリット。

学費が安い。

公立高校の授業料は年間11万8,800円。

世帯年収が910万円以下の家庭では『高等学校等就学支援金制度(注1)』を利用でき支援金が出るため、授業料が実質無償なんです。

支援金適用外だったとしても公立高校は私立高校より圧倒的に安く行けるので、メリット第1位ですね!

校則などの自由度は高め。

うちの子が通った公立高校は、髪を染めてもOK、バイトもOK、制服はなく私服通学といったかんじでした。

まさに自由な校風でしたが、

学校によるところがあるみたいですね。

実力次第なので主体性が育ち、やりぬく能力が育つ。

学校から指導はありますが私立高校ほどの学習サポートは望めませんので、学校生活を楽しむのも大学受験への向き合い方も、自分のやる気次第になります。

自主的に生徒が動けば教師のサポートはありますが、公立高校の多くの生徒に塾は必要になってくるでしょう。

うちの公立高校に行った子を見ていると、

自分で判断して受験対策を進めることで、考えてやり抜く能力が育ちましたので、

あえて『学校側が与えすぎないことによって子どもの能力を引き出す』ということを、メリットにしました。

黄色い花と鉛筆数本

公立高校のデメリット。

施設や設備が、古くキレイではないことがある。

公立小学校、公立中学校を経験した方ならわかると思いますが、古いしキレイとは言えない校舎の可能性はありますよね、、😞

デメリットですが学費がちがうので仕方ありません。(^^;

大学進学希望者は大学受験が必要。

私立の場合、大学付属校は大学受験がないのでメリット。

いっぽう、公立高校に併設大学はありませんので大学進学ならば、大学受験という試練を乗り越えなければなりません。大学受験がないことをメリットと考えると、大学受験があるので一応デメリットに。

男子校・女子校が私立に比べて少ない。

公立高校は共学が圧倒的に多いので、公立志望で共学はイヤだな…という子は選択肢がめちゃくちゃ狭く、地域によっては全くありませんので大変です。

共学がイヤな子は私立高校にするしかないですね。(‘◇’)ゞ

学力レベルがおなじ、生徒の多様性は少なめ。

公立高校は高校受験で入学する場合がほとんどで、推薦と一般入試の差はあっても偏差値的におなじランクの生徒になってくるでしょう。

自分と近い学力の子が集まるのでメリットという考えもありますが、バラエティー豊かな同級生に出会うことは私立より少なそうなのでデメリットにしました。

教師の異動がある。

公立は何年ごとの異動があるので、『いい先生なのに、異動でほかの学校にいってしまった…』といった場合がデメリットになります。卒業して母校に行っても、知ってる先生は誰もいない現象になりますね。(-_-)

ただ区切りのいい時に異動になることが多いみたいで、

うちの子が通った公立高校は高1から高3まではクラス替えはあっても、先生たちは異動なく持ち上がっていましたよ。

受験勉強の伸び悩みなら塾と併用できる低価格のスタディサプリ中学講座 もう少し応用力もつけたい人にはZ会もいいですよ。

まとめ。

子どもを私立高校と公立高校、両方に通わせた経験があるので、親として感じたメリット・デメリットをまとめました。

《私立高校のメリット》

・施設がキレイで設備が充実。
・学校独自の教育方針がある。
・大学付属校なら大学受験がない。
・入試形態が多様なので、生徒がバラエティー豊か。
・お金持ちの家庭の生徒が多い。
・男子校・女子校が公立に比べて多い。
・教師の異動がない。

《私立高校のデメリット》

・学費が高い。
・校則が公立より厳しい学校がある。
・恵まれている反面、ハングリーさに欠ける性格になる。

《公立高校のメリット》

・学費が安い。
・校則などの自由度は高め。
・実力次第なので主体性が育ち、やりぬく能力が育つ。

《公立高校のデメリット》

・施設や設備が、古くキレイではない可能性。
・大学進学希望者は大学受験が必要。
・男子校・女子校が私立に比べて少ない。
・学力レベルがおなじ、生徒の多様性は少なめ。
・教師の異動がある。

たくさんになってしまいましたが、志望校を考えてる方の参考になればうれしいです!

高校選びには、こちらの本を親子でパラパラめくってました。分厚いですが、授業料や入学金を学校ごとにすぐ比較できるので便利でした。

伸び悩んだ成績を上げるのに、うちの私立高校に行った子が、中学3年のとき個別指導塾をプラスして成績が伸びた、こちらの記事も参考に!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

コメント