こんにちは、みほです。これから都立中高一貫校をめざそうと考えているママパパさんの、疑問の解決のお役に立てるように、都立中高一貫校に6年間通った子の経験を、お話ししています。
今回は【都立受検の適性検査は、どのくらい取れれば合格するのか?】
というテーマでお話ししますね。
適性検査って、ちょっとやってみたけどリアルにむずかしいのよね。。
子どもも、そろそろ過去問やりだすんだけど、合格ラインって実際どうなの?
はい。
むずかしいんですよね。。適性検査。(>_<)
適性検査を、最低どの程度、正解すれば合格できるのか?
合格点と不合格の点のボーダーライン。
これが、合格ラインです。
合格ライン=合格した子の最低得点
⇧ ちょっと興味ありますよね!
でも、ざんねんながら、
それぞれの都立中高一貫校では公表していないんです。
ネットで調べたら公表されていないので『このくらいでしょう』という内容。。
果たして自分の子どもが合格したときは、どうだったのかな?
と思って、ゴソゴソ引き出しを探したら、出てきました!!
うちの子の得点が・・(^^ゞ
ちょっとドキドキ!
合格ラインがわかれば、
過去問を解くときの目安にもなるので、知っておいてもいい事ですね。
50%正解なら合格?
それとも60%? 70%?
とくに、これから過去問をやっていくお子さんやママパパさんに。
この記事では、世間一般に言われている合格ラインと、うちの子の得点から、過去問に取りくむときの目安がわかる内容になっています。
うちの子の適性検査の点数。(%表示で)
今回、引き出しの奥から出てきた【検査得点表】という紙には、適性検査の得点が書いてありましたよ・・(*^^*)
各学校で適性検査の満点が違いますので、
何点だったかよりは、
何%だったか、お話ししますね。
適性検査の総合得点の【62%の得点】でした。
換算後800点満点ならば、496点 ということになります。
ネットには、
50%や、60%~70%とか書かれてありましたが、
まあまあ、だいたい合っていたということになりますね。
なるほどね・・
だいたい6割を目安にすれば、いいのかな。
過去問を6割、最終的に取れるようにってカンジね。
ただし学校側は、適性検査の得点しか開示しませんので、
報告書が何点で、
報告書込みの得点は、知ることはできないんです。
報告書は、あゆみを見れば、だいたい想像できるからなんでしょう・・(^^ゞ
うちの場合は『3と2が少し』のあゆみでした。
やっぱり、あゆみの点数は、あなどれませんね( ;∀;)
参考までに、それぞれの学校の報告書と各適性検査の配点を、次にまとめました。
総合得点をふくめて、
各学校によって、まちまちということが、ハッキリわかります・・
各都立中高一貫校の配点の割合一覧。
報告書 | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | 総合 | |
桜修館 | 300 | 200 | 500 | ーー | 1000 |
富士 | 300 | 200 | 200 | 300 | 1000 |
小石川 | 200 | 200 | 200 | 200 | 800 |
武蔵 | 400 | 400 | 400 | 400 | 1600 |
立川国際 | 250 | 250 | 500 | ーー | 1000 |
大泉 | 200 | 200 | 300 | 300 | 1000 |
白鷗 | 200 | 300 | 300 | 200 | 1000 |
三鷹 | 200 | 300 | 500 | ーー | 1000 |
南多摩 | 200 | 267 | 533 | ーー | 1000 |
両国 | 200 | 300 | 200 | 300 | 1000 |
上記の表の見方は、
桜修館でしたら、総合得点は1000点満点で、
・報告書が300点満点
・適性検査Ⅰが200点満点
・適性検査Ⅱが500点満点
・適性検査Ⅲは実施しない
ただし、この点数は、本来の採点100点満点の換算後の得点になります。
適性検査Ⅰの満点➡200点に換算
適性検査Ⅱの満点➡500点に換算
換算後、適性検査の総合得点700点のうち500点も占めるので、比率的に桜修館は、『適性検査Ⅱを重視している』ということがわかります。
⇩
『適性検査Ⅱの正解・不正解で点数の差が大きい』となり、
『適性検査Ⅱが得意だと有利』と思われます。
このように配点の割合から、学校による特徴がいろいろわかるんですね。
いくつかの学校の過去問をやってみて、
自分が得意な問題+配点の割合をチェック
⇩⇩
志望校を決めるって、実際の対策でアリなのかもしれません。
うちの場合は志望する学校がはじめから、そこしか考えられなかったので、
やらなかった。。というより、
こんなワザは知りませんでした。<(_ _)>
さいごに。
合格ラインに関して、塾では、
受検の終わった生徒さんに対して、点数開示をお願いしている場合が多いので、たくさんの情報を持っていると思われます。
保護者説明会で、自分が志望する学校について質問してみるとわかるかもしれません。
特に前年度の志望の学校の合格ラインが、わかれば、いいですね~。(*^^*)
また、この合格ラインは、
・都立中の偏差値のちがい
・得点の換算点のちがい
・年度の難易度のちがい
これらで違ってきます。
あくまでも目安になりますが、
過去問を解くときの、目標にしてみてもいいかもしれません。
むずかしい過去問のモチベにでもしましょうか・・<(_ _)>
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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