こんにちは、みほです。
今回は高校受験の志望校に迷っている皆さんに向けた内容になっています。
我が家も数年前に高校受験したとき、リアルに志望校は迷いました。(”Д”)
志望校決定までは、迷ったり希望通りにいかなかったり…まず公立か私立で迷って、一般入試か推薦入試かも考えなきゃいけないし‼
ちょうど今考えてたところです。
子どもに合った高校で大学受験をみすえたら、私立がいいの?それとも公立?
参考にしたいから、教えてください!
我が子に合った高校で、
楽しいだけじゃなく学力もついて大学受験でいい大学に合格できる、こんな高校に行かせたいのが親のホンネですよね・・(^^)
それって私立?公立?
それぞれに向いてるタイプを理解すると判断しやすいかもしれません。
✔ 特色や学校生活の観点
✔ 高校入試の形態の観点などから、
・私立高校に向いてる子
・公立高校に向いてる子を解説します。
うちの子は一人が高校受験で私立高校に進学しました。そして、もう一人は公立中高一貫校に中学から進学したので、いちおう公立高校も経験しています。
親として経験したのでお話ししますね。(^^ゞ
私立高校の特色や学校生活に向いてる子。
私立高校は大学付属校と進学校では特色や学校生活がちがうため、
どんな学校?
どんな子が向いてるの?
これらについて大学付属校と進学校それぞれ順番にお話しします。
大学付属の私立高校はどんな学校?
ほとんどの生徒が併設してる大学にエスカレーター式に上がる大学付属校は、当然、大学受験に向けた授業はしません。
うちの子が通った私立高校は、補習もなく習熟度クラスもなくて生徒の学力を上げることを目的とした学校ではありませんでした。大学が決まっている安心感はありますが、生徒の面倒見はよくなかったです。
★中間・期末テストができれば通知表が高い評価
⇩⇩
成績がいいので希望する学部に行けます。
★中間・期末テストが悪い点数
★欠席が非常に多い
★問題行動を起こした
⇩⇩
希望する学部どころか、留年あるいは大学推薦資格がもらえなく、大学付属校なのに大学へ行けなくなりますから要注意です!!
中学時代に内申書に神経をつかったようなことが大学付属校ではありますので、それができないタイプは、成績はあきらめて学部もどこでもいいよ…ってことになるかもしれません。😞
『併設大学にいきたいなら、校則守ってちゃんとしてね。』『勉強は自分次第。』といった雰囲気があり、校則や成績を私立高校の決まりどおりに合わせることが必須となります。
ですから希望の学部にいくために、塾に通ってる生徒もいました。
大学付属校は経験したので、よくわかります。
子どもの印象をよくするために、親も担任の先生に気をつかいました。。(汗)
もしかしたら高校によって違うかもしれませんが。。
参考記事大学付属校のメリットと、親が気づいた進路の問題点とは?
大学付属の私立高校に向いてる子。
大学受験に必死になる必要がないので、学校側も生徒も部活動や学校行事にたっぷり時間を費やせます。
生徒はハングリー精神は少なめですが、趣味やスポーツに没頭できるので多彩な子が多く、やりたいことができて生徒の満足度は高い高校生活だと思いますよ。(^^ゞ
《大学付属の私立高校に向いてる子》
・やりたいことがある子
・部活動に打ち込みたい子
・大学受験ほどの勉強をしたくない子
・校則や成績を私立高校の決まりどおりに合わせられる子
進学校の私立高校はどんな学校?
大学が併設されてなく、大学受験をすることになる進学校の私立高校の場合、多くは中高一貫校で中学から上がってくる生徒と高校でいっしょになることがあります。
中学からの生徒たちは進度の速い授業をすすめているので、高校から入ると初めは授業の速さにビックリするかもしれませんね。
生徒をいい大学へ合格させる大学進学実績が重要なのが進学校。
✅偏差値上位校の私立高校は、
独自のカリキュラムでサポートもあり大学受験対策をすすめる学校もありますが、意外と多いのが熱心な指導はしない学校です。
偏差値上位なので優秀な生徒の自主性にまかせて、あえて放任、自由にさせてる学校もあるんです。
✅偏差値中堅以下の私立高校は、
学力の高い生徒の特進クラスをつくったり、生徒のランクにあわせて手厚く指導し、大学進学実績を上げようと面倒見のよい学校が多いです。
進学校である私立高校は生徒に学力をつけさせることを目的としているので、学校によっては8時間授業、9時間授業などすごいカリキュラムがあったりするそうですよ。
それぞれの学校で熱量がホント違いますから、
学校説明会で独自の特色をチェックし、子どもと納得して志望校を決めることが大切になってきます!
私立に行ってるから塾は行かなくて大丈夫と思いがちですが、
鉄〇会に通ってる上位校の生徒も多いですし、中堅校の生徒でも個別塾に通ってるケースも知っています。私立高校+塾はふつうにアリますね!
スタディサプリ/塾平均より年間24万円お得!? 月額980円(税抜)進学校の私立高校に向いてる子。
公立高校より大学受験対策のサポートがある学校が多いので、
《進学校の私立高校に向いてる子》
・自分に合ったサポートがほしい子
・高校に大学受験のサポートを期待したい子
・恵まれた環境で勉強したい子
・学校からの細かい指示やカリキュラムに従うのが好きな子
進学校の私立高校に通ってる子のママの話では、補習が多かったり夏期講習をやってくれたりと、高い学費だけはある!さすが私立!だそうです。
部活動をがんばりたい子は、大学付属校のほうがいいかもしれません。
公立高校の特色や学校生活に向いてる子。
公立高校はどんな学校?
ではいよいよ公立高校はどんな学校か?わかりやすくまとめていきます。
公立高校は大学に行きたいならば必ず大学受験が必要なので、広い意味ではすべて進学校です。
校則は私立高校のように厳しい学校は少なく、比較的自由度は高いでしょう。
✅偏差値上位校の公立高校は、いい大学へ進学する子は多いのですが、生徒に合わせた大学受験対策のサポートは私立高校より充実していません。
生徒に対して、至れり尽くせりな教育はできませんので、
できない生徒への補習も少なく、授業の進度も私立高校のように効率的に進めることはないです。私立の進学校のような強烈な受験対策までは期待できません。
✅偏差値中堅以下の公立高校は、生徒の学力に応じた授業となり、大学受験対策のサポートは偏差値上位校ほど期待できないかもしれません。
ですから公立高校に進学したら大学受験のための塾は、必要といえます。
偏差値が中堅以下のとき、
・手厚い大学受験サポートを受けたい。
・まじめに勉強してほしい。
・交友関係が心配。
このように思ったら公立よりも、
学費が高いだけある私立高校の中堅校をしっかり選んで、勉強する環境を子どもに与えるのはどうでしょう?
公立高校は学費が安いので生徒の多様性に流されないかどうかも、大学受験をみすえたら考えたいかも。。
公立高校に向いてる子。
公立高校の教師ですが異動がありますので、同じ高校に長くいることができません。
どこでもそうですが公立高校でも熱心な先生はいましたし、生徒が主体的に行動すれば親身になってくれる先生は多かったです。
私立高校よりは生徒の主体性に任せている感じがあります。
ですから言われないと動かない性格よりも、自分で考え行動できるような性格の子が向いてるでしょう。
《公立高校に向いてる子》
・主体性のある子
・意味のない規則がキライな子
・大学受験を自分から情報収集できる子
・実力主義でやりぬく力のある子
・ハングリー精神があり、負けず嫌いな子
高校入試の形態による公立向きor私立向き。
ポイント推薦入試は、
ほとんどの私立高校も公立高校も、学力検査はありません。
そのかわり、個人面接や集団面接、作文、小論文、実技など高校によっての対策が必要ですし、調査書(内申書)の配点も大きいです。
ポイント一般入試は、
公立→5教科の学力検査と調査書(内申書)
私立→3教科の学力検査のみ
私立高校推薦入試が向いてる子。
調査書(内申書)が私立高校の推薦基準をクリアしなければなりませんので、やはり通知表の成績がいい子は向いています。
単願推薦、併願推薦、特別推薦などがあり、
面接が必須なので、
・話すことができる子
・好印象を持たれる子
特別推薦では上記にプラスして、
・文化やスポーツの活動で実績のある子などが向いてる子です。
万が一のとき、
・推薦が不合格でもメンタルがダメにならず、気持ちの切り替えができる子
私立高校一般入試が向いてる子。
私立の学力検査の問題は中学の授業だけでは解けないレベルなので、塾での対策をして難易度高い問題が解ける子が向いています。3教科の学力検査で他の子と差がつく子が向いています。
そして試験日当日に実力を発揮できる、本番につよい子はとても向いています。
調査書が合否に影響ないので、通知表がよくない子には一番向いていますね!
公立高校推薦入試が向いてる子。
調査書(内申書)が合否に影響するので、通知表の成績がいい子は向いています。
そして公立高校の推薦入試をする子は、推薦が不合格のときは一般入試も受けるという流れがほとんどです。
・好印象を持たれる子
・話すことができる子
・まじめに学校生活を送っている子
・生徒会やクラス委員もできる優等生っぽい子
・推薦が不合格でもメンタルがダメにならず、気持ちの切り替えができる子
公立高校一般入試が向いてる子。
5教科の学力検査なので中学で習う程度の5教科の範囲をしっかり理解して、試験でも点数が取れる子が向いています。
調査書(内申書)にも配点があるので、通知表の成績がいい子はここでもやはり有利です。
試験日当日に実力を発揮できる、本番につよい子ならば、より向いていますね。
まとめ。
私立高校(大学付属校と進学校)と公立高校を、
1、特色や学校生活の観点から
2、高校入試の形態の観点から
それぞれの高校に向いてる子を解説しました!!
少し複雑ですが、高校によって向かないタイプも確かにあります。
自分の子どもの成績や性格、親としての希望を考慮しながら、お子さん本人が行きたい高校が早めに見つかることが一番ですよね。(^^ゞ
授業料や入学金が高校ごとにスグ比較できる、この分厚い一冊があれば、ながめているだけで詳しくなれるので便利でした。
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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